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      iPS 細胞の実用化への連携 2008年11月17日

      京都大学などが、国内製薬業最大手の武田薬品工業、同二位のアステラス製薬、島津製作所と組んで、新型万能細胞(iPS細胞)の実用化研究に乗り出す。
      これまで大学中心で進めてきたが、産業界を巻き込み、新薬開発や再生医療の実現に弾みをつける。
      政府もこの共同研究を支援する方針で、十八日発表する「先端医療開発特区「スーパー特区」に選出する。
      iPS細胞は、山中伸弥京大教授が世界で始めて作成に成功した。
      神経や筋肉など様々な体の組織に成長する万能性ガあり、病気や事故で失われた体の機能を取り戻す再生医療の切り札と期待される。
      また、難病患者からiPS細胞を作製すれば、画期的新薬開発や病気の解明に役立つとみられている。
      共同研究では、iPS細から患者のモデル細胞を作り、5年をめどに新薬開発につなげる。
      京大などが作製したiPS細胞を、島津の実験装置を使って、培養、製薬二社が新薬候補物質の毒性や有効性を調べるために、実験動物の代わりに使う予定。


      日本経済新聞2008年11月15日(土)朝刊1面


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